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料金・容積重量

FedExの容積重量とは?計算方法と海外配送料金を抑えるポイント

FedExの容積重量は「縦×横×高さ(cm)÷5,000」で計算し、実重量と比べて重いほうが請求重量になります。計算例と、箱のサイズを見直して国際配送料金を抑える梱包のポイントを解説します。

公開: 最終更新: 読了目安 約5執筆: 深見裕介(Kohaku代表 / 国際発送支援サービスHassoo運営)
対象: 全世界(例はアメリカ向け)情報確認日: 2026年6月23日

FedExの容積重量とは、荷物の体積をもとに算出する重量のことで、「縦×横×高さ(cm)÷5,000」で計算します。実際の重さ(実重量)と容積重量を比べて、重いほうが請求重量となり、国際配送料金の計算に使われます。

この記事の要点

  • 容積重量は「縦×横×高さ(cm)÷5,000」で計算する
  • 実重量と容積重量のうち、重いほうが「請求重量」になる
  • 軽くてかさばる荷物は、実重量ではなく容積重量で料金が決まりやすい
  • FedExの施設では荷物を機械で実測するため、申告サイズとの差は追加請求の原因になる
  • 箱のサイズを荷物に合わせるだけで、請求重量を抑えられる場合がある

容積重量とは?実重量との違い

容積重量(ボリュームウェイト)とは、荷物の「大きさ」を重さに換算した数値です。英語ではDimensional Weight(ディメンショナルウェイト)と呼ばれます。

一方、実重量ははかりで量ったそのままの重さです。

航空輸送では、飛行機に積めるスペースに限りがあります。軽くても大きな荷物はスペースを多く使うため、重さだけで料金を決めると輸送コストに見合いません。そこでFedExをはじめとする国際輸送会社は、実重量と容積重量を比較し、重いほうを「請求重量(チャージャブルウェイト)」として料金計算に使っています。

つまり、ぬいぐるみや衣類のように「軽いけれどかさばる荷物」は、実重量ではなく容積重量で料金が決まることが多い、ということです。

FedExの容積重量はどのように計算しますか?

FedExの国際輸送における容積重量は、次の式で計算します。

容積重量(kg)= 縦(cm)× 横(cm)× 高さ(cm)÷ 5,000

この「5,000」は容積換算係数(除数)と呼ばれる数値で、「5,000立方センチメートル=1kg」とみなす、という意味です。国際的な航空輸送で広く使われている基準で、FedExの国際サービスでもこの除数が用いられています。

計算のポイントは次の3つです。

  • サイズは箱の外寸(一番外側の寸法)で測る
  • 縦・横・高さは、それぞれ最も長い部分を測る
  • 計算結果と実重量を比べて、重いほうが請求重量になる

なお、請求重量は0.5kg単位などで切り上げられるのが一般的です。例えば計算結果が4.8kgの場合、5kgとして扱われることがあります。

計算例(アメリカ向けの荷物を想定)

実際の箱サイズで計算してみます。実重量はいずれも3kgと仮定します。

箱の外寸(cm) 容積重量の計算 容積重量 実重量 請求重量
40×30×20 24,000÷5,000 4.8kg 3kg 4.8kg(容積重量)
30×25×15 11,250÷5,000 2.25kg 3kg 3kg(実重量)
60×40×40 96,000÷5,000 19.2kg 3kg 19.2kg(容積重量)

同じ3kgの荷物でも、箱のサイズによって請求重量が3kgから19.2kgまで変わることが分かります。特に3つ目の例のように、大きな箱に軽いものを入れると、実重量の6倍以上の重量で料金が計算されてしまいます。

「送料が思ったより高い」と感じるときは、まず箱のサイズから容積重量を計算してみてください。

箱の実測サイズが申告より大きくなるのはなぜですか?

発送時に申告したサイズと、FedEx側で実測されたサイズが食い違うことがあります。FedExの施設では、機械(自動検寸装置)が荷物の三辺を計測しており、実測値が申告値を上回ると、その差額が後日請求される場合があります。

実測値が大きくなりやすい主な原因は次のとおりです。

  • 箱の膨らみ:中身を詰めすぎると側面や天面が数cm膨らみ、その分が寸法に加算される
  • ラベルや書類ポーチの厚み:箱の表面から出っ張った部分も、最長部として計測されることがある
  • 変形した箱:つぶれやゆがみで対角方向に膨らむと、実測値が想定より大きくなる
  • テープやバンドの緩み:フタが浮いた状態だと高さが増える

数cmの違いでも、掛け算で効いてくるため容積重量への影響は小さくありません。例えば40×30×20cmの箱が各辺2cmずつ膨らむと、容積重量は4.8kgから約6.2kgに増えます。

配送料金を抑える梱包方法

容積重量の仕組みを踏まえると、梱包の工夫で請求重量を抑えられる場合があります。

  • 荷物に合ったサイズの箱を選ぶ:大きすぎる箱は避け、中身との隙間を最小限にする
  • 緩衝材は必要な量に留める:割れ物以外は、箱を大きくしてまで緩衝材を増やさない
  • 箱が膨らまないように詰める:側面や天面が平らな状態を保つ
  • 複数個口の分け方を見直す:1つの大箱より、中身に合った複数の箱のほうが合計の請求重量が小さくなることがある
  • 発送前に外寸を実測する:メーカー表記の箱サイズではなく、梱包後の実寸で容積重量を計算する

ただし、強度を犠牲にした小型化は破損リスクを高めます。輸送に耐える強度と、無駄のないサイズのバランスを取ることが大切です。

発送前に確認するチェックリスト

発送前に、次の項目を確認しておくと安心です。

  • 梱包後の外寸(縦・横・高さ)をメジャーで実測したか
  • 箱の膨らみやフタの浮きがないか
  • 容積重量(縦×横×高さ÷5,000)を計算したか
  • 実重量をはかりで量ったか
  • 容積重量と実重量のどちらが請求重量になるか把握したか
  • 申告するサイズ・重量が実測値と一致しているか

この6点を押さえておけば、「後から想定外の金額を請求された」という事態を減らせます。

自分で対応できるケースと相談したほうがよいケース

自分で対応できるケース

  • 定形的な箱で、外寸と重量を正確に測れる場合
  • 過去に同じサイズ・同じ内容の荷物を送った実績があり、請求重量の見当がつく場合
  • 荷物が小さく、実重量で料金が決まることが明らかな場合

このようなケースでは、上記の計算式とチェックリストに沿って進めれば大きな問題は起きにくいでしょう。

相談したほうがよいケース

  • 大型・不定形の荷物で、どこを三辺として測るべきか判断しにくい場合
  • 軽くてかさばる荷物で、梱包方法によって請求重量が大きく変わりそうな場合
  • 複数個口の分け方や箱サイズの選定を含めて、トータルの送料を見直したい場合
  • 過去に申告サイズとの差額を追加請求された経験がある場合

判断に迷う場合は、荷物のサイズ・重さ・内容が分かる情報を用意したうえで、発送前に専門のサービスへ相談することをおすすめします。Hassooでは、FedExの正規割引を活用した発送支援の中で、請求重量の考え方や梱包の見直しについてもご案内しています。

参考情報

よくある質問

A.縦×横×高さ(いずれもcm)を掛け合わせ、5,000で割ります。例えば40×30×20cmの箱なら24,000÷5,000=4.8kgです。この容積重量と実重量を比べ、重いほうが請求重量になります。

A.両方を比較して、重いほうの重量(請求重量)で料金が計算されます。軽くてかさばる荷物は容積重量が、重くて小さい荷物は実重量が適用されるのが一般的です。

A.請求重量は0.5kg単位などで切り上げられるのが一般的です。例えば計算結果が4.8kgなら5kg扱いになる場合があります。正確な扱いは見積もり時に確認してください。

A.あります。FedExの施設では機械で荷物を実測しており、箱の膨らみやラベルの貼り方でも実測値が大きくなることがあります。実測値が申告値を上回ると、差額が後日請求される場合があります。

A.荷物に対して大きすぎる箱を避け、緩衝材を入れすぎず、箱が膨らまないように梱包するのが基本です。数cmの違いでも容積重量は変わるため、発送前に外寸を実測することをおすすめします。

A.荷物のサイズと重さが分かれば、Hassooのような国際発送支援サービスで事前に請求重量の目安を確認できます。高額な荷物や不定形の荷物は、発送前に相談するほうが安心です。

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